「さらにいくつもの片隅」へ

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」ついに本日公開。
私は、明日鑑賞予定です(夜に予定がなければ今日行きたかったよー( ;∀;))。

3年前の「この世界の片隅に」公開初日を、しみじみ思い出します。
あのときは、この作品の灯を、数週間やそこらで消したくなくて…そして何よりも「すずさん」に会いに行きたくて、とにかく映画館に通いました。次々と上映劇場が増えていくのが嬉しかった。そして、年が明けてからのイオンシネマ追加上映が決まったときは、心底ほっとしたのを覚えてます。ようやく、さらに、たくさんの人にこの作品が届くのだ!と。

全て書き留めているわけではないけれど、手帳に記録として書き残したものだけでも、劇場での鑑賞数は20回を超えています。
手帳に書き留めきれない各劇場の空気感も、作品と共に忘れ得ぬ想い出として。
テアトル新宿、八丁座、呉ポポロ、テアトル梅田での舞台挨拶。
そして立誠シネマ、京都みなみ会館、イオンシネマ幕張新都心…もしかしたら、この作品との出会いがなければ、私には一生ご縁のない劇場だったかもしれない。

今回は、3年前ほどギリギリな感じもないし、「誰かじゃなくて、私が行かなければ!!」という使命感もないけれど…それでもやっぱり感じる、初日の緊張感。
それに加えて、あの片隅から始まった小さな奇跡が、まだまだ緩やかに続いていることを実感する日々でもあります。こんな軌跡は本当に、全く想像つかなかったなあ。

前作のヒットを受けて、今作はもう少し大手のシネコンが増えるかな?とも思ったのですが、初日時点の上映劇場リスト、シネコンと地方の単館が半々なのが、いかにもこの作品らしく。こういう展開をする作品、昨今なかなか見かけないですよね。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=ikutsumonokatasumini

まずはホームの映画館で、しっかりと。
そして、今回もまた様々な映画館との出会いに繋がるように、計画を練らねば!